スタッフの沖縄行って来ました
2008.08.05銀座わしたショップ本店
♪スタッフの沖縄行って来ました♪
今月は4月から庶務担当・で売場からめっきり姿を消した星野です。
本島に降り立つのは実に4年ぶりだ。幸せな2人の人生の門出を祝福するためにやってきた・・・が、1日だけ、完全に「自分時間」というご褒美が。
「私ってば導かれたよ」と勝手に思い込み「神の島」と呼ばれる「久高島」へ。本島から20分のくせに海が青すぎる。沖縄の7月の日差しはチクチクと痛いくらいだけどまたそれがキモチイイ。テンションも上がってアドレナリンが穴という穴から大放出。「いやっほー!!」とはさすがに言わないがブレーキの効かないレンタルチャリをぶっ飛ばす。道沿いに咲くウンベラータも、コンシンネも、アダンの木も島バナナも、あらゆるものが「沖縄サイズ」でダイナミックだ。見渡す限りは空と海と真っ直ぐな1本の道だけ。道の果てには母なる海がどうだとばかりにたたずんでいる。優しい海である。それにしても「久高島人」がいない。家はそこそこあるのに全く物音もしないのはどういう事だろうか。暑いから引きこもっているのだろうか。きっとそうだろう。
「カベール」とは、島の最先端にある、「アマミキヨが降り立った場所」だ。切り立った岩場から何の手も加えられてない白い砂浜に下りて、「うわぁ、人間だ」と隠れた振りして完全に丸見えのでかいヤドカリを眺めた。しばらくしてもしぶとく動かないので、諦めて海に目をやった。
遠浅だが、リーフを越えた所から一気に深い深い青。聞こえるのはただ、ただ、波の音。ふわり、と風が吹く。ここに神様が降り立った、というのは、無神論派の人が聞いたら怒るかもしれないが、私は信じる。というか、本当にそうだったんだろうな、と思う。
帰りの船で、行きと全く同じ女性と席が一緒になった。「今日は満月だし、暦で見ても太陽の誕生日が重なるの。だから今日は久高島へ来たのよー」とニッコリ笑った。ここは、神の島。太陽と月と神様。あらゆるエネルギーに満ちている島だった。